あぶない

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日本語[編集]

語源[編集]

「あぶ」(古典日本語あやふし」の語幹「あやふ」の縮約) + 接尾辞「ない

発音[編集]

形容詞[編集]

あぶないない、ない】

  1. わざわいが起こりそうである。危害をもたらす。危険だ。
    • ここの交差点はあぶない
  2. 存続あやぶまれる状態である。また、悪い結果になりそうだ。
    • この会社は経営があぶない
  3. 望むところが実現しそうにない。
    • この分では当選はあぶない
  4. 不確かで信頼できそうにない。あてにならない。
    • あの人の言うことはあぶない
  5. 危険が差し迫った状況である。
    • 同時どうじに、むこうの汽車もとまりました。あぶなところでした。両方りょうほう十七、八メートルしかはなれていませんでした。(豊島与志雄『ばかな汽車』)〔1930年〕[1]
    • あぶない。ぶつかるぞ。
    • あぶないあぶない。ぶつかるところだった。

活用[編集]

類義語[編集]

対義語[編集]

諸言語への影響[編集]

  • パラオ語: chabunai

翻訳[編集]