かてめし

出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

日本語[編集]

名詞[編集]

かてめし(て)

  1. と一緒に米以外の穀物野菜海草などを混ぜて炊いた。かつて貴重な米を食い延ばすために作った日常食である。きのこのような良い味が出る材料が入ると、炊き込みご飯という。混ぜる材料が穀物(雑穀)・などに限られても、その地方・家庭でご馳走として食べられる(御強おこわ(wp)など)なら、かて飯とは言わない。

語源[編集]

混ぜ合わせる意味のてるを語源とする。
これが転じて、糅飯と言い、大根飯麦飯などを指すとされる。

(異説)学界にも依然異論があり(糅飯は、『穀物の食い延ばしをはかる目的の日常食なので、麦飯・玄米食などを含まない』と言う概念と、上記の説の矛盾を指摘する。=穀物節約食、飢饉・備荒食説)は残る。こちらの説を一部の辞書でも採用

関連語[編集]