がち

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日本語[編集]

接尾辞[編集]

がち(ち)】(名詞又は動詞の連用形に接続して、名詞又は形容動詞を造る)

  1. あることをやったものが優先される又は優越する意の語を造る。
    早い者勝ち、言った者勝ち。
  2. ある性質が強いことを意味する語を造る。
    藤色縮緬おこそ頭巾とともに信玄袋をわきへ押しやり、浪子の枕べ近く立ち寄るは島田の十七八、紺地斜綾の吾妻コートにすらりとした姿を包んで、三日月眉におやかに、凛々しき黒目がちの、見るからさえざえとした娘。(徳富蘆花 『不如帰』)
  3. そのようになりやすい傾向にある意の語を造る。
    もう 午飯に間もないという頃、彼はそっと吉川の 室の戸を 敲いて、遠慮がちな顔を半分ほど中へ出した。(夏目漱石明暗』 )
    桔梗花壇仏壇で見ては、厭味になりがちである。(若山牧水 『秋草と虫の音』)

関連語[編集]