こく

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同音の漢字(音読み)はWiktionary:漢字索引 音訓 ‎こ#コク参照

こぐ および ごく も参照。

日本語[編集]

名詞[編集]

こく

  1. 飲食物の深みを有したうまみ
    初夏の鮎は水鮎と称え、香気は高いけれど、肉にこくがない。(佐藤垢石『姫柚子の讃』)
  2. 芸事や芸術作品における深み
    たしか、二三春といや、のど自慢顔自慢の東節語りと聞いているが、それにしちゃ兄貴のおめえさんは、ちっとこくが足りねえな。(佐々木味津三 『右門捕物帖 幽霊水』)
    統一されたボルシェヴィキ世界観によって輝き出す独特簡明さ、確信――ブルジョア作家が「芸の力」によって我ものにしようと甲斐なくも焦慮する作品こくが、正に階級実践のきびしい鍛錬をとおして、同志小林の作品に現れはじめたのであった。(宮本百合子 『同志小林の業績の評価によせて ――四月の二三の作品――』)

動詞: 語義1[編集]

こく

  1. 言う。あまり良い意味で使われる事は少なく、主として蔑みや自嘲、批判の際に用いられる事が多い。
    こく(嘘を言う)。バカこく(バカなことを言う)。(方言)じょっぱりこく(強がりを言う)
  2. する。何らかの動作を行う。そのような結果になる。
    屁をこく。調子こく(調子に乗る)。失礼こく。大損こく。いい年こく。(方言)びっくらこく(驚く)。(卑語)せんずりをこく。

動詞: 語義2[編集]

こくく】

  1. 脱穀する
    稲扱き機

活用

カ行五段活用
こ-く

関連語[編集]

翻訳[編集]

同音異義語[編集]

  • 】 - 尺貫法における、容積の単位。10
  • 】- 文書の先頭において、文書が通告であることを表す。
  • 】- 状況が過酷なこと。扱いがひどいこと。
    「炎天下を水も飲ませてくれずに歩かされた。」「それはだったね。」
  • 古句】 - 古くから伝わる、詩句警句の類。または、古い俳句。