こりゃ

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日本語[編集]

代名詞[編集]

こりゃ

  1. (俗語) これ
    • なんだこりゃ?
    • ダメだ、こりゃ

類義語[編集]

感動詞[編集]

こりゃ

  1. (古用法) 叱責などを表す。これ。こら
    • 先頃「高麗の花」を評した時に詩人室生犀星には言い及んだから、今度は聊か友人―と言うよりも室生の人となりを記すことにした。或はこれも室生の為に「こりゃ」と叱られるものかも知れない。(芥川龍之介『出来上った人―室生犀星氏―』)
  2. 民謡などの合いの手。
    • かじやさんは町へご年始にいきました。お酒をたくさんいただきまして、いい気持ちで村へかえってきました。途中で日がくれてしまいました。けれど、かじやさんは「あ、こりゃ、こりゃ。」と、うたをうたいながら、上きげんでありました。(小川未明『村のかじやさん』)

連語[編集]

こりゃ

  1. (俗語) こりは。「こる」の連用形「こり」+「」の音変化。
  2. (俗語) これば。「こる」の仮定形「これ」+「」の音変化。