すきま

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日本語[編集]

名詞[編集]

すきま(き)間】

  1. 物と物の狭いあいだ。
    • 仕方が無いから試に左向きに寐て見るとガラスごしに上野の杉の森が見えて其森の隙間に向ふの空が透いて見える。其隙間の空が人の顔になつて居る。(正岡子規 『ラムプの影』)
  2. 連続する行動などにおいて、その行動が止まる短い時間。
  3. (比喩)閉塞している状態の綻び
    • 夏目先生が未だ創作家としての先生自身を自覚しない前に、その先生の中の創作家は何処の隙間を求めてその創作に対する情熱の発露を求めていたもののように思われる。(寺田寅彦 『夏目先生の俳句と漢詩』)

類義語[編集]

複合語[編集]

翻訳[編集]