つきづきし

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古典日本語[編集]

形容詞[編集]

つきづきしき付きし】

  1. もっともらしい
  2. 相応しい似つかわしい
    • 霜のいと白きも、またさらでも、いと寒きに、火など急ぎ熾して、炭もて渡るも、いとつきづきし。(清少納言枕草子』第一段)
      霜が大変白く降りているのは勿論、例えそうでなくても、たいそう寒いので、火を急いでおこして、炭火を持ってゆくことも、(冬の日らしく)似つかわしい。
基本形 語幹 未然形 連用形 終止形 連体形 已然形 命令形 活用の種類
つきづきし つきづき (-しく) -しく -し -しき -しけれ シク活用
-しから -しかり -しかる -しかれ

類義語[編集]

対義語[編集]