とも

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日本語[編集]

名詞:友[編集]

とも

  1. (友、朋)親しい人。
    の間の信実は、この世で一ばん誇るべきたからなのだからな。(太宰治走れメロス』)
  2. (供、伴)人に付いて従うこと。また、それを行う人。
    姫君ひめぎみの異父弟はの中にいた。(紫式部作、與謝野晶子訳『源氏物語 夢の浮橋』)
  3. (共)一緒にあること。共同で行うこと。名詞に付く接頭辞としても使われ、「一緒に行う」の意味を加える。
    運命にするのだ。(太宰治『かすかな声』)
    働き、倒れ

発音[編集]

と↘も(連語のなかではアクセントを失うことも多い)

翻訳[編集]

関連語[編集]

名詞:艫[編集]

とも

  1. 船尾

対義語[編集]

助詞[編集]

とも

  1. (接続助詞として)動詞終止形・命令形、形容詞の連用形に付き、「〜かもしれないが、それでも」の意味を表す。
    醫者がなんとはうとも筆を持ちながらたおれればわたしは本望だ。(岡本綺堂『近松半二の死』)
  2. (終助詞として)文の末尾に付き、強い断定を表す。
    さうとも、さうとも。おれが引受けた。(太宰治『お伽草紙』)
  3. (格助詞+の複合助詞)格助詞「」の強調。
    俺は強くならうともしない。弱くならうともしない。(宮沢賢治『〔蒼冷と純黒〕』)

接尾辞[編集]

とも

  1. 名詞に付き、すべての意味を付加する。特に助数詞を付けて使われることが多い。
    二人ねちねちした性質を共通具えていた。(夏目漱石明暗』)

関連語[編集]