出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
[編集] 日本語
[編集] 名詞:友
とも 【友、朋、供、共、伴】
- (友、朋)親しい人。
- 友と友の間の信実は、この世で一ばん誇るべき宝(たから)なのだからな。(太宰治『走れメロス』)
- (供、伴)人に付いて従うこと。また、それを行う人。
- 姫君(ひめぎみ)の異父弟は供の中にいた。(紫式部作、與謝野晶子訳『源氏物語 夢の浮橋』)
- (共)一緒にあること。共同で行うこと。名詞に付く接頭辞としても使われ、「一緒に行う」の意味を加える。
- 運命を共にするのだ。(太宰治『かすかな声』)
- 共働き、共倒れ
[編集] 発音
と↘も(連語のなかではアクセントを失うことも多い)
[編集] 訳語
[編集] 関連語
[編集] 名詞:艫
とも【艫】
- 船尾。
[編集] 対義語
[編集] 連語
とも
- 格助詞「と」の強調。
- 俺は強くならうともしない。弱くならうともしない。(宮沢賢治『〔蒼冷と純黒〕』)
[編集] 語源
格助詞と+もから。
[編集] 助詞
とも
- (接続助詞として)動詞終止形・命令形、形容詞の連用形に付き、「〜かもしれないが、それでも」の意味を表す。
- 醫者がなんと云はうとも筆を持ちながら倒れ(たおれ)ればわたしは本望だ。(岡本綺堂『近松半二の死』)
- (終助詞として)文の末尾に付き、強い断定を表す。
- さうとも、さうとも。おれが引受けた。(太宰治『お伽草紙』)
[編集] 接尾辞
とも 【共、供】
- 名詞に付き、すべての意味を付加する。特に助数詞を付けて使われることが多い。
- 二人共ねちねちした性質を共通に具えていた。(夏目漱石『明暗』)
[編集] 関連語