とんび

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日本語[編集]

名詞[編集]

とんび

とんび (語義1)
  1. タカ目タカ科の鳥「トビ」の通称。「ピーヒョロロロ」と鳴きながら滑空する猛禽類。言語慣習的に鷹に比べ、劣る存在として認識される。
  2. トンビエイの略称
  3. 外套の一種。地は黒い糸を縦横に編み、その間に、黒い熊の毛状のものを織り込み、袖を出して作り、翼状のものであって、インヴァネスに似る。袖を出さないものをマントという。また、インヴァネスの異称ともなっている。
  4. 鳶合羽の略。
  5. 通りがかりにに物を掠め取る小盗人。鳶が餌をさらう様より。かっぱらい
  6. 用も無く場所をうろつくもの。鳶が空を舞う様から生じた語。
    • 廊下とんび、楽屋とんび
  7. 江戸時代、浄瑠璃操人形業界の隠語で、「髪」のこと。
  8. 取引所用語。注文取。さいとり
  9. 寄席芸人の符丁で、「笛」のこと。

成句[編集]