にわか

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日本語[編集]

語源[編集]

古典日本語にはか

形容動詞[編集]

にわか(か)】

  1. 物事が起こるさま。

活用[編集]

発音[編集]

関連語[編集]

名詞[編集]

にわか

  1. (「にわか」な思い付きから)即興演芸仮装軽口歌舞狂言など種々雑多であり、その演じる場所も流し俄といって街頭を流すもの、あるいは舞台屋体などを用いるものがある。享保元文年間頃に、京阪地方の祭礼余興としての素人芸から起ったもので、これが幇間芸から専門の俄師の演芸となり、江戸末期から明治へかけて歌舞伎芝居めいた寄席芸となった。俄の種類はその趣向によって見立俄・もじり俄・ロ合俄・物まね俄・拍子違いの俄・あぶら俄・なえこ俄・出たらめ俄・配り物俄などあり、その地方色によって大阪俄・吉原俄・博多俄などがある。
  2. (「にわかファン」の略)興味を持ちはじめたばかりの人。