もとめる

出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
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日本語[編集]

動詞[編集]

もとめるめる】

  1. 探す。たずねる。探る
  2. 欲しいと思って追求する。手に入れることを望む。
  3. 要求する。
    • 警察署長は、法第八条第一項の規定による契約者確認をすることを求めようとするときは、あらかじめ、次に掲げる事項のすべてを警視総監又は道府県警察本部長(以下「警察本部長」という。)に報告しなければならない。 (国家公安委員会第23号 携帯音声通信役務提供契約に係る契約者確認に関する規則)〔2005年〕
    • 勿論編集者一同の決定であるならば私でも差し支えございませんが、ただ何か急に出頭して諒解求める必要でも起こった際絶えず病臥びょうがしている私では何かと不都合が起こるでしょうし、(...) (野呂栄太郎『平野義太郎宛書簡 一九三二年四月三十日』)〔1932年〕
  4. を払って手に入れる。買う。
    • 師匠、あの観音五体の中で一体を私にお譲り下さいませんか。私はそれを自分の守り本尊ほんぞんとして終生祭りたいと思うのです。もっともお譲り下さるならば、師匠がお求めになった代を私はお払いしますから」 (高村光雲『幕末維新懐古談 私の守り本尊のはなし』)〔1929年〕
    • 私は、蔵書というものを持ちませんが、新聞や、雑誌の広告に注意して、最新の出版でこれは読んで見たいなと思うものがあると求めるのがありますが、旧いものは、これは何々文庫というような廉価本用を達しています。 (小川未明『書を愛して書を持たず』)〔1934年〕
  5. 計算して答えを出す。
    • この三角形の面積を求めよ。

発音[編集]

活用[編集]

類義語[編集]

関連語[編集]

成句[編集]


参考文献[編集]

  • 下中弥三郎編『大辞典』 平凡社、第24巻、1936年8月30日、紙面445ページ、デジタル228ページ、全国書誌番号:67012501、国立国会図書館デジタルライブラリー pid 1873588/228
  • 上田万年松井簡治『大日本国語辞典』 金港堂書籍、第4巻、1919年12月18日、紙面1150ページ、デジタル528ページ、全国書誌番号:43022818、国立国会図書館デジタルライブラリー pid 954648/528