もどく
出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
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古典日本語
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動詞
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もどく
【
擬
く】
非難
する。
まして
、
知ら
ぬ
こと
、
したり顔
に
、
おとなしく
、
もどき
ぬべく
も
あら
ぬ
人
の
いひ聞かする
を
、「
さ
も
あら
ず
」
と
思ひ
ながら
聞き
居
たる
、
いと
わびし
。
まして知らないことを物知り顔をして、相当の年配の非難されようもない人が言い聞かせるのを、「そうでもない」と思いながら聞いているのは、たいそう興ざめだ。(
吉田兼好
『
徒然草
』第百六十八段)
もど-く 動詞活用表
(
日本語の活用
)
カ行四段活用
語幹
未然形
連用形
終止形
連体形
已然形
命令形
もど
か
き
く
く
け
け
派生語
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もどかし
(>
もどかしい
)
もどき
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