出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
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日本語
名詞
やまぶき【山吹、棣棠】
- バラ目バラ科バラ亜科ヤマブキ属に属する落葉低木、学名:Kerria japonica。春に黄色っぽい花をつける。春の季語。色々な種類があるが八重咲きのものは実をつけない。
- 七重八重 花は咲けども 山吹の 実のひとつだに 無きぞあやしき (兼明親王 『後拾遺和歌集』)
- 七重八重と、華やかに花を咲かせる山吹だけれども、実を結ぶことがないのは不思議なことである。
- (含意)(雨降りに貸し出しを求められた)蓑の持ち合わせが無く、申し訳ない限りである。
- 太田道灌の山吹の里伝説の元歌、江戸期には「あやしき」は「かなしき」で伝えられる。
- (花の色に似ていることから)大判・小判などの金貨。
複合語
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