わずか

出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
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日本語[編集]

語源[編集]

古典日本語わづか

名詞[編集]

わずかか、か、か、か】

  1. 数量程度非常小さいこと。
    • ホテルと海との間には、まず幅のある舗装道路があり、それから海岸公園のわずかばかりの緑地帯がある。(山川方夫「一人ぼっちのプレゼント」)

発音[編集]

関連語[編集]

類義語[編集]

副詞[編集]

わずかか、か、か、か】

  1. (多く数量表現の直前におかれて)数量非常小さいさま。わずかに。たった
    • 自分はわずか一年の短い間ではあったが、かなり深く先生の研究と生活とを見ることの出来たことを幸福だったと思っている。(中谷宇吉郎「リチャードソン」)

形容動詞[編集]

わずかか、か、か、か】

  1. 数量程度非常小さいさま。
    • ただ、せとものに、絵に美をみつけだし、わずかな、あこがれをいだいて生きてゆくのです。(久坂葉子「落ちてゆく世界」)
  2. (「わずかに」の形で)かろうじて
    • 右手な神社のまた右手の一角にまっ黒い大石が乱立して湖水へつきいで、そのうえにちょっとした宿屋がある。まえはわずかに人の通うばかりにせまい。(伊藤左千夫「河口湖」)

翻訳[編集]