イリジウム

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日本語[編集]

語源[編集]

」を意味する古典ギリシア語 ἶρις (îris) に因む。イリジウムの塩類が多彩な呈することから。日本語では宇田川榕菴の『舎密開宗』(1837-1847) にラテン語 iridium の音写の「意利冑母/イリヂウム」の形で現れる[1][2]

発音[編集]

名詞[編集]

イリジウム

イリジウム

  1. (元素, 金属) 原子番号 77、元素記号 Ir金属元素原子量192.2。単体は、常温常圧では銀白色固体

関連語[編集]

翻訳[編集]

参照[編集]

  1. 宇田川榕菴舎密開宗、巻1、1837、10ページ:
    ノ韻ヲ歩𬼀左ニ列舉シ以テ初學ノ記誦ニ便ス。漢名譯名、蘭名ハ其下ニ嵌註シ別名ハ篇中條下に讓テ録セズ
    〔以〕伊阿冑母イヲヂウ゚ム ケルプ、ストフ 依多𠌃母イトリウ゚ム イットル、メタール 意利冑母イリヂウ゚ム
  2. 藤原鎭男、岡本有子、『舎密開宗における現代化学用語』