トーク:拉致

出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
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「埒も無い」との関連について[編集]

ShikiHでございます。記事本文においてなぜ本来「らっち」であるべきものが「らち」となったのかについて考察されています。それは専門家のご意見なので(できれば典拠を示してくださるとありがたい)、つまり「拉」の誤読が原因であるということはそうなのだろうと思いますが、私は別の可能性を考えています。これは私のいわゆる独自研究なので、本文に採用することはできませんが、書かせてください。

さて、漢字を使えば「埒も無い」という日常よく使われる言葉があって、江戸時代後期には「らちもない」と同時に「らっちもない」とも言われてたことが辞書で確認できます。「らっち」と「らち」はどっちでもよいという意識が一般の人にはあったと思われます。であれば明治時代に新しく「拉致」と言う言葉ができて、「らっち」と読まれたとき、「らち」とも言うだろうと人々が誤解したことは十分に考えられます。その後、理由は不明ながら、「埒」も「拉致」も「らっち」と読むことが衰退してしまった。まあ、ありそうなことだと考えます。--ShikiH (トーク) 2015年3月22日 (日) 08:17 (UTC)[返信]

◇青田です。私は専門家では全然ないんですよ。「拉という字に元々なじみの薄い日本にこのような漢語の用字が伝わった結果として「拉の日本漢字音はラである」という誤った認識が広まった可能性がある」と書いた箇所は、可能性として書いたまでです。とはいえ、やはり独自研究でウィクショナリーには不適切な記述、ということになるのかもしれません。当該箇所はコメントアウトしておきます。◇「埒」の読みのことは思いつきませんでした。なるほど、ありそうな話ですね。

用例さがし[編集]

ShikiHでございます。「ラッチ、ローチ」と読むなるべく新しい用例、「ラチ」と読むなるべく古いものを心に掛けております。モーリス・ルブラン著『続813』1954年、堀口大学訳に「拉致(らつち)」がありますが、まだ著作権保護期間中のため、本文には出せません。お知らせのみ。--ShikiH (トーク) 2015年10月9日 (金) 17:14 (UTC)[返信]