ベータ版

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日本語[編集]

異表記・別形[編集]

  • β版

名詞[編集]

ベータ (ベータばん)

  1. (情報技術) ある程度まで出来上がっているが完成正式公開にはまだ至っておらず、試用評価のために正式公開前に外部へ配布されるソフトウェア
    • 1994年、富田倫生「パソコン創世記」[1]
      「マイクロソフトとしては、β版を出すのが早くて今年の十一月ということなんだ」いつもなら腹の奥で大きな鐘をつくように響く浜田の声が、薄く流れていった。
    • 2019年、伊藤孝恵、第198回国会参議院[2]
      そして、タスクを、ちゃんとスペックを割り出して、工数を確認して、それからコストを抑える最大限の努力をしながら自分で仕様書も書いて、そしてベータ版から始めて本番環境に乗せていくと、こういうようなことだと思うんですけれども、こんな何か最初から大盤振る舞いの、フルスペックのものをつくる必要ってあったんだろうかと。

関連語[編集]

翻訳[編集]

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  1. 青空文庫(1997年9月5日公開、2013年8月16日修正、CC BY 2.1 JP公開)(底本:「エキスパンドブック版 パソコン創世記」ボイジャー、1995年2月)https://www.aozora.gr.jp/cards/000055/files/365_51267.html
  2. 「第198回国会 参議院 決算委員会 第8号 令和元年5月22日」国会会議録検索システム https://kokkai.ndl.go.jp/txt/119814103X00820190522/119 2021年12月29日参照。