一難去ってまた一難

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日本語[編集]

成句[編集]

一難ってまた一難(いちなんさってまたいちなん)

  1. 一つの災難が過ぎてすぐに別の災難が降りかかること。次々に災難が襲ってくること。
    • 孔明はなお還れとすすめたが、彼らは結束して踏み止まった。そして目に余るほどな魏の大軍に反撃を加え、遂には、先を争って城外へ突出し、雍涼勢の新手をも粉砕して、数日の間に、さしもの敵を遠く退けてしまった。けれど一難去ればまた一難。全城凱歌に沸わき満ちているいとまもなく、永安城にある味方の李厳から計らずも意外な情報を急に告げてきた。(吉川英治 『三国志 五丈原の巻』)

類義句[編集]

翻訳[編集]