嘘吐きは泥棒の始まり

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日本語[編集]

ことわざ[編集]

嘘吐き泥棒始まり(うそつきはどろぼうのはじまり)

  1. 平気をつけるような人は盗み悪いと思わなくなるという例え。転じて、嘘をつくのはよくないということ。
    • 忠相はうち笑って、「念をおすには及ばないよ。嘘は泥棒のはじめという。世の中から、その泥棒をなくするのが、このおじちゃんの務めなのだ。わかるかな?」お美夜ちゃんは、縁に足をブラブラさせながら、かわいい合点(こっくり)をする。越前守はニコニコつづけて、「そのお役目のこの小父ちゃんが嘘をいうはずはないではないか」(林不忘丹下左膳 日光の巻』)