如来

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日本語[編集]

この単語の漢字
にょ
常用漢字
らい
第二学年
呉音

語源[編集]

サンスクリット तथागत (tathāgata)(タターガタ 多陀阿伽陀:真如(tathā タター)より来たるもの、真如へと去っていくもの、の意)。漢訳は「如去如来」または「如来如去」。その一部が省略された形。

発音[編集]

名詞[編集]

(にょらい)

  1. (仏教) 真如真理)に到達し、さらにそこから(迷えるこの世に衆生済度のために)来た者を意味する語。狭い意味でののこと。
    1. 釈迦を指して呼ぶ10種の名号(仏十号、如来十号)の一つ。
    2. 大乗仏教の諸仏に対する尊称。よく知られているものに、釈迦如来阿弥陀如来薬師如来大日如来などがある。(このうち阿弥陀如来は、もと法蔵菩薩を名のり、修行を完成して仏になるとともに阿弥陀如来になったとされる。)

類義語[編集]

関連語[編集]

翻訳[編集]



中国語[編集]

名詞[編集]

( (繁): 如來 ピンイン: rúlái 呉語: zy1 le)

  1. (日本語に同じ)如来。