姑息

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日本語[編集]

名詞・形容動詞[編集]

(こそく)

  1. (「しばらく休する」が原義)一時的な間に合わせその場しのぎ
  2. 卑怯ずるいこと。この語義を誤用とする説もある。
    • ある国が卑劣であり、姑息であり、陰険であり、または馬鹿げたことをすれば、それは直に世界に知れ渡るのである。従てある国が世界のため、人道のために如何なる貢献をなしたかは、その国を重くしその威厳を増す理由となる。(新渡戸稲造 『真の愛国心』)
    • それらの青年を目しては、頼朝同様に、/(生意気ざかりな不良)/と、いう程度概念で、法規末節ばかりをやかましく云い、姑息意地のわるい虐め方のみをして、肝腎な頼朝をめぐる若い仲間のうちにあった大きな意慾が何であるかなどという点は見のがしていたのである。(吉川英治 『源頼朝』)

成句[編集]

翻訳[編集]


中国語[編集]

動詞[編集]

gūxī

  1. 休息をとる。
  2. 甘い態度をとる、甘やかす

成句[編集]