出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
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漢字[編集]

字源[編集]

  • 形声。「」+音符「𰆍 /*NGA/」。
    • かつて「会意形声文字」と解釈する説があったが、根拠のない憶測に基づく誤った分析である。

意義[編集]

  1. おさめる
  2. 馬を馴らして、思い通りに操る。
    • なお、御者は「馭者」の書き換え字で、古典漢文では意味が異なり侍従を意味する。
  3. 天子皇帝天皇の側に伺候する又は伺候する者。
  4. 天子皇帝天皇の行為や所有物。
  5. まもる。字源を同じくする「」の代替字として用いられる。

日本語[編集]

発音(?)[編集]

接頭辞 [編集]

  1. (ゴ、ギョ)物や行動を表す漢語について、尊敬語を形成する。
  2. おんおおん)尊敬語・美化語を作る和語接頭辞「」、「おん」、「おおん」に当てる。
  3. (ゴ)敬意の相手方を対象とする行為を表す語について、謙譲語を形成する。
    • 案内する。
  4. 」で作る語は、特に天皇に関するものが多い。
    1. 御門、みかど): 天子
    2. 御子(みこ): 皇子
    3. 姫御子(ひめみこ):皇女
    4. 御屋、みや
    5. 御幸、行幸みゆき):御幸(ごこう)は別語
    6. 御言宣、みことのり
    7. 御墓(みはか):みささぎ)に同じ

接尾辞[編集]

  1. (ゴ)和語に接尾して尊敬語を作る。

派生語[編集]

熟語[編集]

中国語[編集]

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熟語[編集]

朝鮮語[編集]

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熟語[編集]

ベトナム語[編集]

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コード等[編集]

点字[編集]