水術

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日本語[編集]

名詞[編集]

  (すいじゅつ)

  1. 武芸の一つで水泳の旧称。
    • 其免るると然らざるとは水術に通ずると通ぜざるとの別なかるべしと雖も(風俗画報‐五七号論説、1893年)
  2. 水を用いた手品。
    • 天保元年正月五日、場所は浅草、日は午後(ひるさがり)…(中略)…「小手調べはこれで済んだ。お次は本芸の水術だ。……ここに大きな盃洗(どんぶり)がんある。盃洗の中へ水を注(つ)ぐ」こう云いながら鬼小僧は、足下(あしもと)に置いてあった盃洗を取り上げ、グイと左手で差し出した。(国枝史郎「柳営秘録かつえ蔵」『国民新聞』、1926年)

関連語[編集]