画竜点睛
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日本語 [編集]
成句 [編集]
画 竜 点 睛(がりょうてんせい 発音のゆれ:がりゅうてんせい 旧字体:畫龍點睛)
- 物事の最後の大事な仕上げ。全体を生かす、最も肝心なところ。
- 西側の大きな窓から問題の有明荘の灯影が一つ二つ樹の間を通して仄見えるのは、この際背景としてまことに適切、まさに画竜点睛の趣きがあるのである。 (久生十蘭『魔都』)〔1937年〕
- 蛮人の顔のクローズアップにはこの映画に限らず頭の上をはう蠅(はえ)が写っている。この蠅がいわゆる画竜点睛の役目をつとめる。 (寺田寅彦『映画雑感』)〔1931年〕
- かくして業界が安定すれば当業商の信用は自ら回復し、金融こう塞に対する打開はまた期せずして行われるというものの折角今日まで有効な諸種の対策が講ぜられ、幸い相当の成績をあげて居るのに、最後に至りこれが出来ないようでは画竜点睛を欠くものである (報知新聞 1930年(昭和5年)10月10日-1930年10月16日「難関を突破して行途には光明 新潟県は主要産地」)
- 此畫は自適斎尚信がかいた巨瀑の圖があったのに、約七十年の後と思はるる頃に、光琳が龍を追寫して、所謂畫龍點睛の功を完うした名品である。 (読売新聞社『日本名宝展覧会目録並解説』)〔1930年〕
語源 [編集]
- 出典は中国:唐時代の『歴代名画記』(wp)
- 梁(中国南朝)の絵師『張僧ヨウ』は、勅令により金陵の安楽寺の壁に四匹の竜の絵を画いた。 その絵は素晴らしい出来だが、睛(ひとみ)が画かれていない。なぜかと絵師に尋ねると、「睛を入れれば飛び去るからだ」と言う。人々はそれを信じず、二匹の竜に瞳の点を書き加えさせた。すると竜は、忽ち天に昇っていった。
と言う故事にちなむ。
用法 [編集]
睛はひとみの意味で、名詞として目玉の意味がある。晴と書くのは誤り。
発音 [編集]
- が↘-りょう て↗ん-せい