畳の上の水練

出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
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日本語[編集]

成句[編集]

(タタミのウエのスイレン)

  1. (「の上で、いくら水泳の形を練習し、うまくなったところで、水に入って泳げるとは限らない」ということから)現実から離れ、形ばかり学んでも、実際には役に立たないことが多いと言うこと、また、そのような学習方法。
    • 人を斬らねえ剣法は、畳の上の水練だ。なア、刀ってものは、叩いて斬れるもんじゃアねえ。押して斬る。引いて斬る。さアッ! とこう、押す、引く、ここの呼吸で斬るんだ。べらぼうめ、一つ斬って見せるから、踏みこんで来いッ!(林不忘 『魔像 新版大岡政談』)

類義句[編集]