素人

出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
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日本語[編集]

名詞[編集]

しろうと、俗・方言:しろと、まれ:しらひとソジン

  1. あることに未熟な者、また、そのことを職業としていない人。アマチュア
    • 玄人素人との棋力格段に違つてゐるやうに云ふ人がある。素人の初段は、玄人の初段とは二三段違ふと云ふのである。しかし、自分は思ふに玄人と素人との力の違ひは、たゞ気持の問題で、一方は将棋が生活のよすがであり、その勝敗が生計に関し、立身に関すると考へるからだと思ふ。素人だつて、玄人同然の必死の気持で研究し対局したならば、さう見劣りするものではないと思ふ。(菊池寛 『将棋』)
  2. 水商売専業とする女性に対する一般の女性。
    • 巴里へ来る遊び客は近頃商売女に飽きた。素人らしいものを求める。リゼットのつけ目はそこであった。(岡本かの子『売春婦リゼット』)

語源[編集]

  • しろうと」参照
  • 」は手の加わっていないものの意。

対義語[編集]

翻訳[編集]


中国語[編集]

語源[編集]

日本語より

名詞[編集]

sùrén

  1. しろうとアマチュア