野狐禅

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日本語[編集]

語源[編集]

宋の禅僧である無門慧開(1183-1260)の手によって編まれた『無門関』の「百丈野狐」という公案に因む[1]

名詞[編集]

(やこぜん)

仏教

  1. 学ん実際に未熟あるかかわらずうぬぼれあたかも悟り様に思い込み振る舞う
  2. 禅を学ん悟りを得たかの様に思い込み、うぬぼれた未熟者。

関連語[編集]

類義語:

参照[編集]

脚注[編集]

  1. 中村元・他編『岩波 仏教辞典』岩波書店、1989年、806頁。ISBN 4-00-080072-8