顰蹙

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日本語[編集]

名詞[編集]

(ひんしゅく)

  1. 不快に感じてしかめること。ひそめて嫌に思うこと。
    • 私自身に就いて云うならば、斯ういう島民の扱い方に対して別に人道主義的な顰蹙も感じないが、さりとて之を以て最上の遣り方と推奨することにも多分の躊躇を感ずる。(中島敦 『南島譚 鶏』)

連語[編集]

動詞[編集]

活用

サ行変格活用
顰蹙-する
  1. 不快に感じてしかめること。ひそめて嫌に思うこと。
    • ひとの下品な歩き恰好顰蹙していながら、ふと、自分も、そんな歩きかたしているのに気がついた時みたいに、すごく、しょげちゃっ。(太宰治 『女生徒』)

翻訳[編集]


中国語[編集]

動詞[編集]

颦蹙 píncù)

  1. (文語)(心配や不快で)しかめるひそめる