Wiktionary・トーク:正確性検証中

出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
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「正確性」検証について[編集]

Wiktionary:編集室#「正確性」検証についてからの転記ですe-Goat 2007年6月7日 (木) 16:15 (UTC)[返信]

以前、ノート:غنى سازى اورانيومでちょっとお話したんですが、投稿が増えると、「これは本当に、こんな意味があるのか?」とか「ラトビア語ではこういうといってるけどほんとかなあ?」という局面が増えてくると思います。そこで、en:Wiktionary:Requests for verification同等の機能を導入すべきと思うのですが、皆さんのご意見はどうでしょうか?

具体的進め方としては、

  1. 以下の状態にある記事を対象とする。
    1. 日本語の隠語符牒の類で、ある業界等に限って用いられるもの。なお、記事中に「隠語」「符牒」であることを記載していることを要する。
      日本語で、「そんな意味はないだろう」と言うものであれば、編集しなおせばよいのですが、「業界用語です」と言われると、業界人以外には正否の判定はできなくなるため(ちなみに、私は「隠語」「符牒」の掲載を推進する立場です)。
    2. 言語表記がなく補充できないもの(即時削除でも構わないと思いますが)。
    3. 外国語で、他言語wiki(wikipedia等含む)やgoogle等で検索してみたが、その意味が本当にあるか不明であるもの。
  2. {{正確性}}(仮称)のテンプレートを貼り、「この言葉は、正確性について現在検証中です。定義等の正否は[[Wiktionary:正確性検証中]]で議論中ですので、そちらを参照ください」と記載。[[Wiktionary:正確性検証中]]に掲載する。(このあたりは、削除依頼の方法に順ずる)
  3. 以下の方法により、正確性が証明された場合は、「検証済み」として、テンプレートを外し、[[Wiktionary:正確性検証中]]から、抹消する。議論の過程は当該記事のノートに残しておいたほうがよいとは思います。
    1. 辞書(web辞書含む)等での記載。
    2. ネット上の一般的な用例など客観的な使用例を示す。当該言語wiktionaryへの問い合わせ結果と言う手もあると思います。
    3. 立項者以外(IPアドレスユーザを除く)の検証証明(その人が、その言語に通じているかの証明はある程度必要でしょうが)。
  4. 否定意見のある場合は、「削除依頼」と同様の取り扱いとする。
  5. 意見表明が、立項者以外(IPアドレスユーザを除く)にない場合は、一定期間(1ヶ月程度)経過後、「検証不能」として削除する(但し、削除記録は残す)。

というところではどうでしょうか。----Mtodo 2006年10月7日 (土) 00:46 (UTC)[返信]

方針の導入には賛成です。内容に関して簡単に対案(?)を出します。
  • 方針の適用対象を新語俗語造語一般に広げる(ただし初版の時点ですでに正確であることが自明である―一般に広く使われていてはっきり分かっているなど―、或いは出典の明示等によって正確であると示されている場合は除く)。
  • 言語表記がない場合は即時削除(所謂スタブ未満とみなす) … 即時削除の用件としてWiktionary:即時削除の方針で議論すべきかもしれません。
  • 検証の議論のページ名は「正確性の検証」、「正確性検証依頼」等の方がいいかと思います。
  • 検証不能の判定を「意見表明が、立項者以外(IPアドレスユーザを除く)にない場合」に限らず、「1ヶ月(3ヶ月?)以内に検証ができなかった場合」とする(所謂定期削除のようなものかもしれません)
こういったところです。いかがでしょう。--Ninomy-chat 2006年10月7日 (土) 16:01 (UTC)[返信]

ひとまず編集方針も少しずつ確定してきましたので、こちらも導入に向けて動きたいと思います。ひとまずMtodoさんの案で作ってみて、それで試験運用してみてはいかがでしょうか。--Ninomy-chat 2006年12月23日 (土) 05:02 (UTC)[返信]

了解しました。ちょっと、en:Wiktionary:Requests for verificationを眺めてみましょう。--Mtodo 2006年12月23日 (土) 05:07 (UTC)[返信]
Wiktionary:正確性検証中を作成しました。今後の議論はWiktionary‐ノート:正確性検証中で行いましょう。--Ninomy-chat 2007年1月1日 (月) 15:19 (UTC)[返信]


運用開始[編集]

ひとまず編集室に出された案で作成してみました。気になった点をいくつか挙げたいと思います。

  1. ここでの議論の対象を新語、流行語、死語、造語、俗語一般にまで広げたほうがよいのではないでしょうか。
  2. 言語表記がないものは即時削除の対象としてよいのではないでしょうか(Wiktionary:即時削除の方針との兼ね合いもありますが)。

ひとまずこんなところが気になりました。--Ninomy-chat 2007年1月1日 (月) 15:27 (UTC)[返信]

編集室で提案したとおり、最初に出された案で試験運用してみることとします。問題点がありましたら、報告および改善案の提案をしていただければと思います。ただ、私としては上記のようにしたほうがよいと考えています。--Ninomy-chat 2007年1月4日 (木) 08:46 (UTC)[返信]

テストとして、新語、流行語、死語、造語、俗語一般も議論の対象に含めてみました。このページでは解説の正確性を検証すると共に、編集方針に沿うかどうかの検証もするものと考えるからです。これらを扱うかどうかについてご意見お待ちしております。--Ninomy - chat 2007年1月8日 (月) 09:17 (UTC)[返信]

テンプレートについて[編集]

理由欄の「この記事は編集方針に適していないものとして」は違和感がありますね。

「この項目の存在又は定義の正確性について議論されています」というのが正しい表記かと。--Mtodo 2007年1月13日 (土) 09:27 (UTC)[返信]

修正してみました。--Ninomy - chat 2007年1月13日 (土) 14:32 (UTC)[返信]

「本運用」への移行[編集]

試験運用を始めて1年半ほど経ちましたが、運用に関して大きな問題は出てきていないようです。そろそろ「本運用」としてもよいかと思うのですが、いかがでしょうか? 特に反対などないようでしたら、1週間ほどで「試験運用中」からはずそうと思います。--Ninomy - chat 2008年8月2日 (土) 13:49 (UTC)[返信]

検証方法について[編集]

諸般の事情から、定義の正確性の検証方法について公式の方針化をしておきたいと思います。

これは、現在、

  1. 辞書等での記載があるかどうかを調査します。市販の辞書だけでなく、インターネット上の外部辞書での検証も行います。
  2. 日常会話やインターネット上で使われるような一般的な用例など客観的な使用例を示す。日本語以外の言語ならば、当該言語wiktionaryへの問い合わせ結果とを参照します。

となっているものを詳細化するものです。

  1. 「辞書等での記載」における辞書とは、市販の出版物に限らずインターネット上のものでもかまいませんが、執筆者が言語学者又はそれに準ずる言語能力に関する権威であることを必要とします。したがって、著作者の言語能力の検証ができないネット上の辞書の場合、さらに、その著作者が言語を定義するのに相応しい学識を有していることを証明することを要します。市販の出版物であれば、この検証後、流通経路に乗せられたということで、著作者の学識は証明されたと推定できると考えます。但し、自費出版的なものや、パロディー的なもの(A.ビアス悪魔の辞典』など)は、市販の辞書の範囲に含みません(『悪魔の辞典』等を著作権を侵害しない範囲で例文に掲載するのは特に問題はありません)。市販の辞書については、掲載されている辞書名(出版社名含む)の紹介でもかまいませんが、稀少本などで実在確認が難しい場合は著作権法の認める方法により引用をお願いするときがあります。
  2. インターネット上の辞書には他言語版wiktionaryを含みますが、以下の点に注意してください。
    1. 当該言語と同一言語版に掲載されていることが望ましいですが、同一言語版にない場合や当該言語が理解できる人が少ない場合、英語版、フランス語版、中国語版など日本語版において理解者が多いと考えられる他言語版への掲載でも、これに代えることができます。但し、この場合、用例のページなど(1.とは異なり、アマチュアのものでもかまいません)で補強されることが望まれます(必須ではありません)。
    2. いたずら目的のものを排除するため、一定の掲載期間(1ヶ月程度)経過しているものであること。
    3. 掲載のない場合、当該言語版wiktionaryへの、問い合わせと回答で証明することができます、但し、この場合、日本語版で複数の利用者が理解できる英語等の言語により対応願います。
  3. 上記辞書の方法によることができず、日常会話やインターネット上で使われるような一般的な用例など客観的な使用例については、以下の方法により用法(定義)が枯れていることを証明します。使用例が数多いことは、必要ではありませんし、統計学的処理により検証されている場合を除き、定義の正確性を証するものでもありません。
    1. 公文書(著作権法第13条に記載されるもの)において、引用文ではない地の文に記載されており、前後の文章により、定義が確定できること。
    2. 複数の著名な文学者等により、市販の出版物又はそれに準ずるものにおいて使用されていること。
      1. 著者の著名性は、WPに安定的に掲載されている、市販の書籍において著名な文学者の翻訳者であること等を目安とします。
      2. 市販の出版物については、掲載されている書籍名(出版社名含む)の紹介でもかまいませんが、稀少本などで実在確認が難しい場合は著作権法の認める方法により引用をお願いするときがあります。
      3. フィクションおいて、作品の効果として特定の定義が与えられているものは除外されます。

以上、ご検討をお願いします。1週間程度を目途とし、大枠に問題ないようであれば、サブページにでもアップします。--Mtodo 2009年3月1日 (日) 04:25 (UTC)[返信]

コメント おおむねこの方向でよいと思います。俗語・流行語の類は、より厳しいものにしても構わないと思います。先ずは、基本的な語彙の強化が優先されるべきですから。LERK 会話 / 記録 / メール / / 韓朝百 / 漢文百 2009年3月1日 (日) 06:53 (UTC)[返信]

コメント使用例が多いことも、その単語の「一般性」を示す重要な根拠ですので、これを無視することには反対します。--レグノワール 2009年3月1日 (日) 23:02 (UTC)[返信]

コメント使用例の多さはその語の一般度と比例しません。インターネットスラングの類はその主たる例です。--Ninomy - chat 2009年3月2日 (月) 02:55 (UTC)[返信]
コメントレグノワールさんのおっしゃるとおりです。全面的に同意します。「一般性」は非常に重要です。だから、一般性があるかどうかを「統計学的処理により検証(言語学者はこの行為を負託されています)」してほしいと言っているわけです。単に、googleで何件ヒットするかではなく、統計的手法によって当該言語がその意味の「使用例が多い」ことを証明していただければ、正確性を検証するのに何らの問題もありません。--Mtodo 2009年3月2日 (月) 04:55 (UTC)[返信]

賛成 賛成 Mtodoさんの提案通りでよろしいと思います。--Ninomy - chat 2009年3月2日 (月) 02:55 (UTC)[返信]

対処:賛成多数として公式ルールとします。--Mtodo 2009年3月8日 (日) 16:07 (UTC)[返信]