Wiktionary:編集室/2014年Q3

出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
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「継続した参加を行う場合はログインをご一考ください」の再検討[編集]

ログインしていない状態で全ページ上部に表示される「継続した参加を行う場合はログインをご一考ください」をなくせないかと思っています。先日、編集画面に同様のメッセージを出す MediaWiki:Anoneditwarning を追加しました。これで代用できるとして、ページ上部(サイトノーティス)に入る MediaWiki:Anonnotice は空にしてもよろしいでしょうか。どういう風に表示されるかは、ログアウトして適当なページの編集画面を開くとご確認いただけます。サイトノーティスのかわりに編集画面で同様の呼びかけをすることが好ましいと考える理由はいくつかあります。

  1. サイトノーティスはモバイル版 https://ja.m.wiktionary.org/ (ログアウトしてご確認ください)では画面上部に出る検索欄のさらに上に出るため、サイトノーティスに常時告知があると、検索キーワードの入力がしづらい。
  2. 編集のタイミングでログインをよびかけたほうが、よびかけの効果が高いとも考えられる。
    • 特に「継続した参加」に注目した推奨文の場合、単に読んでいる状況ではなく編集をしはじめる状況でよびかけされたほうが文脈にあっており効果的ではないかと思います。
  3. サイトノーティス内の文章がウェブ検索エンジンに収集された場合、検索結果ページにその文章が入り込むことで、読者の流入をさまたげる恐れがある。
    • たとえば、site:ja.wiktionary.org "継続"と検索してみると、サイトノーティス部分が「継続」にヒットし、「継続」と無関係なページが検索結果にあらわれます。

以上、いかがでしょうか。 --whym (トーク) 2014年7月30日 (水) 08:52 (UTC)[返信]

  • 賛成 賛成 指摘された理由も妥当と判断します。--kahusi (會話) 2014年7月31日 (木) 14:09 (UTC)[返信]
  • 賛成 賛成 ただ、「継続した参加を行う場合はログインをご一考ください」という文面は以前からクセがあるなぁと思っていました。なぜログインを推奨しているのかがこれでは分からない。個人的にはログインしようがしまいが(アカウントを取得しようが)関係ないし、そんなことでいちいち目くじら立てて差別的扱いしてもしょうもないことと思っています。--Charidri (トーク) 2014年8月1日 (金) 10:42 (UTC)[返信]
  • 賛成 賛成 ご提案ありがとうございます。よりよくなると思います。ログインは自由ですが、推奨されて良いと思います。e-Goat (baa) 2014年8月2日 (土) 10:48 (UTC)[返信]

皆さんありがとうございます。問題なさそうでしたので、サイトノーティスの方は空に変更しました。 --whym (トーク) 2014年8月6日 (水) 16:45 (UTC)[返信]

出羽、出羽国[編集]

ShikiHでございます。現在、「出羽」「出羽国」のように旧国名の記事が二つあることがあります。カテゴリも「カテゴリ:旧国名」と「日本の旧国名」の二つがあります。両方あっても構いませんか? --ShikiH (トーク) 2014年8月5日 (火) 11:18 (UTC)[返信]

ShikiHさん:「近江」(淡海)など、原則的には和語といえるものが少なからずありそうに思います。少なくともそうした例は、和語の基準、複合語の基準を鑑みると、「おうみ」が主、他は異表記・別名扱いとなるのが自然に感じます。他の場合も、多義になっている例も多くありますし(たとえば甲斐)、片方を他方へのソフトリダイレクトとするのが穏当なのではないでしょうか。カテゴリにつきましては、カテゴリ:日本の旧国名カテゴリ:旧国名を合わせてしまっていいような気がします。カテゴリ・トーク:旧国名では、カテゴリ:日本の歴史的地名に統合しようという話もあったようです。カテゴリには言語名がつくようになってきているので、統合先はカテゴリ:日本語 旧国名カテゴリ:日本語 日本の歴史的地名のほうがいいかもしれません。 --whym (トーク) 2014年8月17日 (日) 11:53 (UTC)[返信]
コメント(無責任に投げるだけです)以前、このような議論も交わしています。個人的には、機械的に付属する「-国」を抜いたのを見出しにすべきで、「-国」はリダイレクトでもかまわないと思いますが。--Mtodo (トーク) 2014年8月17日 (日) 12:25 (UTC)[返信]

言語名の順番について[編集]

 この件につきましては既に一度結論が出され、ISO 639のアルファベット順に従って並べる、とされている事は承知しております。しかし、個人的に五十音順にこだわる所以がございます故、大変恐縮ですがここで改めて自論を述べさせて頂きます。
 まず念頭にございますのは、「このサイトが日本語版ウィクショナリーである」、という事でございます。基本的にここは単語一つ一つの説明が日本語によってなされ、程度の差こそあれ日本語に親しむ事となる場所である、という認識でございます。そして私は、このサイトを訪れる方々が日本語の母語話者か否かを問わず、多少なりとも日本語の枠組みに触れる事が出来る空間にしていきたいと考えている為でございます。その具体的な手段として、現在の日本語の枠組みにおいて基礎的な要素の一つである五十音順を用いてはいかがだろうか、という発想が出て参りました。無論、五十音順で記しておけば、日本語の母語話者にとっても単純にページが見やすくなるという側面もございます。
 無論、反論があるという事も十分に承知致しております。対象は変わって訳語集となりますが、こちらで挙げられた様に、ISOコードをそのまま並べる方が、書き手としてはやり易い、という意見などもございました。しかし、個人的には結局読み手の方が優先されるべきではないかと考えております。更に、ISO 639は現在5種類ほどあり、639-1と639-2の2種類が主に用いられていますが、たとえばスペイン語(ISO 639-1: "es", ISO 639-2: "spa")などの様に先頭の文字が必ずしも一致しない言語が複数ございます。私はこうしたものを見つけ次第、三文字で表されるもの(639-2や639-3)に置き換えて参りましたが、もしISOコード順に並べようとすると、今度はどのISOコードを用いるかを厳密に統一せねばならないかと存じます。さもなければ、1ページあたりの編集回数が無駄に増えるという弊害が続きかねないという側面もございます。
 以上、要約致しますと(日本語は例外として)五十音順に並べる事には、

  1. 読み手が、
    1. 何者であろうと、すぐに日本語の体系に触れる事が出来る。
    2. 母語話者であれば、ページが読みやすいものとなる。

そして、

  1. 書き手にとっては手間が増えてやや煩雑とはなるものの、
    1. 後々編集の無駄を省く事に繋がる。

というメリットを見出し得ると考えております。故に、合意内容の見直しを提案させて頂きます。いかがでしょうか。--Eryk Kij (トーク) 2014年9月1日 (月) 15:16 (UTC)[返信]

コメント 項目本体と訳語セクションの順序は分けて議論した方がいいような気がします。本質的には同じ問題ですが、実作業としては重複しないので。私は利用者視点が優先されてよいと考えますし、50音順のメリットは大きいと思います。デメリットは編集の際の労力で、そのバランスの問題でしょうか。訳語のセクションを他言語版から移植するときに並び替えるのも結構大変です。英語版だと訳語追加に専用editorが導入されてますので、これを日本語版でも採用できないかな、と思いますが、私にはスキルがないので人任せとなります。既存の内容もボットで自動整形できるといいと思うのですが、こちらも人任せです。他にも50音順に並べ替える労力を軽減する仕組みがあれば、ぐっと採用しやすくなると思います。e-Goat (baa) 2014年9月6日 (土) 14:41 (UTC)[返信]
 返信を疎かにしてしまい、申し訳ございません。そして自ら議題を提起しておきながら議論の進行を滞らせてしまった事は何よりも、コミュニティ全体に対し面目の立たぬ事でございます。私は「1ページ内の項目」と「訳語(翻訳)節」二つを分けて論を進める方法を長らく考えておりました。されど、両方の編集を行っておりますと私にはこの二者がどうにも分かち難く、不可分のものの様に思えたのです。いわば「実作業と重複している」という感覚でございます。こうして考えあぐねて返答に詰まったまま、また勝手に独善的に編集を進めてしまうという傾向ばかりが強まって参りましたので、何らかの暫定的な合意の様なものを、たとえおぼろげなものであろうと形成しておきたい、と考える様になりました。
 繰り返しとなりますが、私個人と致しましては「読み手に優しい」をモットーとし最終的には項目の見出しおよび訳語部分に五十音順を採用する事を何よりもの理想としております。しかし、いずれの作業も現状において義務化するとなると、他の書き手の方々にとっては厳しい要求を強いる事になる、という自覚がございます。故に、現状においてはあくまで個人的な編集方針に基づいて、目に留めた記事についてその都度に並べ替えさせて頂いております。こうした認識を抱きつつ活動をさせて頂いておりますが、私はこうした自身の意識を、全体で共有すべき考えとすり合わせていきたい、という所存でございます。故に、
  • 「五十音順に整列するという形式が望ましいが、強制的に形式を課す事はなく、あくまでも推奨されるという範囲に留め、書き手一人一人の裁量に委ねる」
という妥協案を提出させて頂きます。どうにも結論「のみ」を急ぐ傾向にございますが、何卒ご容赦願います。--Eryk Kij (トーク) 2014年9月29日 (月) 17:31 (UTC)[返信]
コメント 返信の遅れは私も含めよくありますので、それほどお気になさらずに。私の出したわける案は、すでに50音を前提にしてしまった先走った提案でした、すみません。とりさげます(それから、直接は関係ありませんが、言語間リンクも並べ替え対象になるかもしれません)。個人的意見を繰り返しますと、私は50音順に賛成です。ただ、人力では労力がかかるので、自分では積極的には行わないつもりです。ここは合意を得た上で、ボットにお願いした方が、人間が有意義に時間を使えると思っています(人力作業を止めるつもりはありません)。言語順は全体に関わる議題ですし、他の方の意見も伺いたいところです。e-Goat (baa) 2014年9月30日 (火) 13:28 (UTC)[返信]
賛成 賛成 英語版、フランス語版、いずれもまず多言語共通(記号など)、自分の言語(英語またはフランス語)、それからアルファベット順です(例: en:am, fr:que)。上記の提案も、多言語共通、日本語、五十音順ということだと思いますが、それに賛成します。 — TAKASUGI Shinji () 2015年3月17日 (火) 00:32 (UTC)[返信]

ルビ振りについて[編集]

 更にもう一つ、編集の際のルビ振りにつきましても、放置しておけば独り善がりとなりかねない個人的な傾向がだんだんと際立って参りましたので、こちらにて自論を述べさせて頂きます。
 まず念頭にございますのは、やはり「この日本語版ウィクショナリーというサイトを訪れるのは日本語の母語話者のみとは限らない」という事でございます。日本語母語話者以外の方が漢字で記されている単語を読もうとする場合、少なくとも以下二点の問題が考えられます。

  1. 漢字を音読みで読むのか、訓読みで読むのかが判じ難い。
  2. 連濁(具体例:「くさ」+「はな」→「くさばな」)がどこで起こるか、または起こらないのかが判じ難い。

故に、仮名さえおさえておけば日本語母語話者以外の方でもすぐに声に出して読める様な作りにしておきたいと考え、編集の際には漢字と読みとが重複している箇所を除き、一つ一つの語句に必ず読み仮名を振らせて頂いております。
 そしてこれには難点が少なくとも二つほどあるという事も、重々承知致しております。一つはrubyタグに対応していないブラウザを用いる場合、ほぼ意味を為さないという点、もう一つは全ての語句にルビ振りを行うと、日本語の正書法とかけ離れていってしまう、という点でございます。前者に関しましてはこちらで一度議論が為された模様ですが、結局私は現在編集を行う際には議論されたものとは別のTemplate:rubyを使わせて頂いております。そして後者に関しては少し思う所がございます。外国語の例となり恐縮でございますが、浜畑祐子『ニューエクスプレス ペルシア語』(白水社、2012年)では母音が通常表記されないペルシア語の語句や文章に全て母音記号が振られて表されています。この様な工夫により、ペルシア語の学習者は初めて文章を読んだりする事が出来るのです。ところで、そのペルシア語版のウィクショナリーでは単語記事の冒頭部分を除き母音記号は基本的に振られてはいません。しかし、このサイトを言語学習の場として用いるという観点から、日本語版は日本語版で独自にルビ振りを推し進めていっても良いのではないか、と考えている次第でございます。いかがでしょうか。--Eryk Kij (トーク) 2014年9月1日 (月) 19:26 (UTC)[返信]

(補足)後半部を要約致します。言語学習を行うという観点から致しますと、正書法が犠牲となってしまうのは、残念ながらある程度已むを得ないのではないか、という事でございます。あるいは、何らかのスクリプトを用いて振り仮名の表示のON/OFFを切り換える事が出来る様なシステムを作るというのは、実現不可能でしょうか。--Eryk Kij (トーク) 2014年9月1日 (月) 19:38 (UTC)[返信]
コメント ルビについてはWiktionary:編集室/2011年Q3#解説文や例文に振られた振り仮名の指すリンクについてでも議題にあがりましたが、議論は終決していませんでした。当時の問題の一つは、MediaWiki が XHTML1.0 を採用していて、ruby 要素の利用が仕様的に正しくなくない、ということでしたが、今ソースを見てみたら HTML5 になっているようなので、ruby 要素を使うこと自体については解決しているのかと思います。技術的なことをフォローしていないので、間違ってたらご指摘ください。古いブラウザのサポートについては把握していませんが、問題があればこちらもご指摘ください。
 私はルビの採用に肯定的ですが、全部に振るのは疑問、という第一印象です。少し解決策を考えてみたところ、難読用のルビと初学者用ルビにわけ、それぞれに CSS class を振って、表示非表示を選択できるようにはできそうに思いましたが、どうでしょうか。これはできれば MediaWiki のレベルで実装して欲しいなと思います(つまり CSS を書かなくてもオプション設定で選択できるように)。あとは編集側として、ソースがみづらくなり、書きにくくなる、というデメリットも発生するかもしれませんが、Template を使うことである程度抑えられるのではないかと思います。ただ、これからは全部ルビを振ることを義務化、とするのは現実的ではないとも思います。あまりまとまってませんが、ルビ採用には賛成で、技術的・仕様的問題もクリアできそう、ただしどこまでやるのかという現実問題が課題、という感じです。e-Goat (baa) 2014年9月2日 (火) 05:25 (UTC)[返信]
コメント ShikiHでございます。ウィクショナリの各言語版は各言語の普通の辞書を目指しているのであり、学習者用の利便性については考えられていません。たとえば英語は綴りと発音の対応が難しいのですが、発音のための補助記号は本文中にはありません。これで少しも構わない。正書法に従って書かれていればそれでよろしいのです。もし総ルビが義務化されれば、私はテンプレートにくらくらしてしまってルビが振れませんから平仮名で投稿することになるのでしょうか。普通の日本語の文章で投稿したものは、形式違反として削除されるのでしょうか。多くの人が投稿できるということがウィクショナリの本来の目的ならば、ちょっと困ったことです。Eryk Kijさんはペルシア語のある辞書の工夫について触れていらっしゃいますが、だったらまずペルシア語版でなさればよろしいのではありませんか。--ShikiH (トーク) 2014年9月2日 (火) 10:41 (UTC)[返信]
 貴重なご意見をありがとうございます。ShikiHさんのものまで確認致しました。
 されど、現在私は辞書の利便性に関しては外せない要素であるという意識を抱いております。他の言語から例を持ち出してきてしまったのは、話題が逸れたりし得る為、あまり良い議論の進め方では無かったかな、と自省している所でございます。しかし、それでももう少しばかりご容赦願います。確かに、英語などは表音文字で表されているので、一つ一つの文字を一目見るだけでも発音の目星がある程度はつくかも知れません。ところが、困った事に漢字などの表意文字となると、そのままでは読む事はできません。読もうとなると音を記したものを別に用意する必要が生じて参ります。確かに日本語話者にとっては所謂「難読漢字」に分類され得るものを除き振り仮名などは無用の長物であるやも知れません。後は、このサイトを訪れる方が非日本語話者である場合にも、配慮する必要性はさほどないのか、という事が焦点になると考えております。
 辞書の目的の一つとして、読み手に対して言語に関する知識を与える、という側面は少なからずあると考えております。そして言語を扱うものでありながら、(非日本語話者にとって)読み方の見当をつける材料も全くない辞書となると、個人的な感覚では少し「惜しさ」や「歯痒さ」を抱いてしまう身でございます。
 なお、ルビ振りを完全に義務化する必要までは流石に無いであろう、と考えております。もしどなたかがルビが振られていないものを投稿されたとしても、それは決して無下にされる事無く、後で他の方に該当箇所へのルビ振りの編集をして貰う、という方式でも問題無いと考えております。--Eryk Kij (トーク) 2014年9月2日 (火) 12:46 (UTC)[返信]
(追記)あくまでも最高で「ルビ振り推奨」という程度で差し支えはない、という所存でございます。そして、具体的に本サイトにアクセスしたユーザーの内訳を使用言語別は無理でも国別にまとめた統計などがあれば、私の主張はもう少し確たるものとなるでしょうか。--Eryk Kij (トーク) 2014年9月2日 (火) 14:00 (UTC)[返信]
ShikiHでございます。語釈は平易を心がけるものですから、注意深く書かれた語釈には通常ルビは要りません。どうしても難しい固有名詞などを使わなければならないようなときに、例外的にルビを使用するものです。それ以外でルビが必要となった場合は、編集者がよく検討せず漫然と書いてしまったとか、あるいは平易な語釈が思いつけなかったという編集者の敗北を意味するように感じます。語釈のルビは避けるべし、つまりルビがなくても理解される語釈をめざすべきなのです。
Eryk Kijさんは上記で、語釈の理解についておっしゃっているのではないようです。非日本語話者がせめて読み方だけでもわかるように材料を提供しようということなんだと思います。しかしそのご提案は例文集のようなものを語釈で兼用しようとするくわだてであって、辞書の語釈の本来の目的からは外れます。なるほど非日本語話者に例文を提供すれば大変に意味のある事とは思いますが、なんでウィクショナリの語釈でやらなければならないでしょうか。ウィクショナリの目的は優良な辞書の作成であって、例文集ではありません。「ルビのない語釈は不完全と認定するから、あとで補ってあげます」なんていうのは本末転倒でしょう。--ShikiH (トーク) 2014年9月3日 (水) 05:11 (UTC)[返信]
まあ、言い尽くされていることですが、コメントします。
今回の問題は、2つの主題に分かれ各々解決されるべきと考えております。
1は技術的問題。「XHTML 1.0 ではルビ関係の要素が定義されていない」等。ルビの実現について障害はないか。
これは、Wiktionary:編集室/2011年Q3#解説文や例文に振られた振り仮名の指すリンクについての議論を再開し、結了させるべきと考えます。また、この問題が肯定的に解決された場合、ふりがな系のテンプレート(テンプレート:ふりがなテンプレート:おくりがな2テンプレート:おくりがな3)に反映すべきです(テンプレート:おくりがなはふりがなの機能が不完全であるため順次移行中です)。
2は「振り仮名を多用すべきか」という表記方針の問題。
エリック・キィさんの、ご主張は、日本語を母語としない日本語の初学者にとって、日本語の平常文において、日本語の音を理解させるのは難渋する。学習の助けとして、できる限り振り仮名を付るべきであるということにあるかと思います。
この、問題提起に対して、私の意見は、以下のとおり反対するものです。
  1. 「振り仮名」を振る書法は、日本語の正書法ではない。
  2. 日本語の正書法に慣れた身には、振り仮名の多用は、視覚的に煩わしい。
  3. 日本語版ウィクショナリーの記事は、まず、日本語利用者をその大多数の読者として想定し記述されており(ドイツ語を調べたい英語話者は、日本語版のドイツ語記事を参照せず、英語版のドイツ語記事か、ドイツ語版の英語記事を参照するであろう)、対象の多くは「日本語の正書法に慣れた身」である。
  4. 振り仮名等テンプレートを多用する文章は、作成側にとっても負担である。
  5. 言語を学ぶにおいては、必ず正書法に行きつかなければならないという事情において、正書法にはずれた文章に慣れるのは、却って学習の阻害になりしないか疑義がある。
    • 中国語学習で教科書にピンインが振られると非常に助かるが、大体、全てに振られるのは入門編(の多くは冒頭部)だけで、だんだん減って、基礎編レベルになると、新出単語くらいにしか振られない。結局は、各漢字の発音を覚えないといけないのだから、早めにその環境に慣れさせようとの意図か。自転車に乗るのに、子供がいつまでも補助輪に頼ると自転車本来の乗り方を覚えないようなものか。
  6. 以上から、振り仮名の多用を反対するものです。
あと、余り本質的な話ではありませんが、テンプレート:ふりがなテンプレート:おくりがなが最初に作成された当時の用途は、読みを示すというより、ウィクショナリー自体を、一種のコーパスとして利用したいという意図があり、「よみ」とそれを構成する漢字それぞれでリンクができるようにするというものであったかと思います(テンプレート:おくりがなはその意図が顕著)。当時は、和語・漢字ともに収録数が少なく、「まず、よく使う言葉や文字から充実させよう」というウィルがありました。その後、利用者:Lemonsquashさんによる漢字記事の飛躍的充実ということがあり、この意義は薄れたため、私などは、振り仮名等テンプレートより、より読みやすいということからパイプを多用するようになったのですが、その辺りは、特にコミュニティにおいて議論されているわけではありません。ただ、辞書の機能(特にハイパーリンクを特徴とするウィクショナリーの機能)としては、「鬱蒼(うっそう)とした森」と表記するよりも「鬱蒼とした森」と書いて、読める人間は読み飛ばせばよいし、そうでなければ「鬱蒼」をクリックして、これは「うっそう」と読むのだということを理解することが、ありうべき姿だと思います。--Mtodo (トーク) 2014年9月3日 (水) 09:29 (UTC)[返信]
 ご意見ありがとうございます。Mtodoさんのものまで確認させて頂きました。
 確かにShikiHさんの仰せの通り、私のルビ振りに対する意識というものは、「材料の提供」という方向に向いております。それ故か、語釈にルビを振る事に関しても、編集者の敗北というものを覚えた事はさほどございません。
 そしてShikiHさんのおっしゃった「例文集のようなもの」に関してですが、「言語は慣習である」という事を普段から意識しております。そうなると、例文や連語は辞書において何よりも大切な要素となってくるものであると考えております。例えば日本語の「あたま」、「かしら」、「こうべ」、「頭部」はいずれもほぼ同じものを指す言葉ですが、このうち目的語として後に「たれる」という動詞を伴った場合に日本語として最も自然な表現となり得るのは「こうべ」であると存じます。この様に、ある言語内における単語と他の品詞との関係性や、単語の使用できる範囲を明らかにしていくには、語単体の語釈を記しておくのみでは物足りなさを感じる、という事が往々にしてございます。故に、語釈と例文とは時に不可分のものとなり得ると存じます。
 更に本サイトのトップページにはウィクショナリーの目指すものについて、「語義、語源、活用、用法、訳語、関連語などを収録し、(中略)多言語の多機能辞典を目指しています」、との文言が据えられています。私はこの「多機能」の部分を拡大解釈し、学習者用の利便性についても依然こだわりを抱いております。ルビ振りや例文集は、学習者に対する利便性をも有する「多機能辞典」を作っていく上で、大切な構成要素の一部分となり得る、という見解でございます。
 しかし、ルビ振りで正書法を犠牲にする事が逆に学習の妨げとなりかねない、という点は頭を抱えたくなる要素でございます。それでは、こうした試みは(日本語には日本語の正書法がある、という事は十分に意識しつつ)あくまでも個人的な編集方針という範疇に留めておく、というのが結局の落とし所でございましょうか。もしそれも今後における全体の基本方針を害し得る、という場合には、漢字で表記された和語のリンク設定先を確保する、という最低限度に絞るのみでございます。未練がましくなってしまいますが、初学者用と通常通り正書法によるものとで一瞬にしてページ全体の記述内容の切り換えを行う機能を確立する事さえ出来れば、また話は変わってくるやも知れません。ところどころ話が脱線してしまい、申し訳ございません。それでは、失礼致します。 --Eryk Kij (トーク) 2014年9月3日 (水) 10:04 (UTC)[返信]
(追記)少し悩みましたが、皆さんのご意見に鑑みるに、私だけ手前勝手な編集方針を貫けば、結局全体の妨げにしかならないであろう、と考え直しました。故に、語釈部分などに関しましては、正書法に則った記述を心掛ける事に致しました。例えば「手」であれば「」と記し、「底無し」であれば「底無し」と記し、また漢語由来の語句に関しては一切Eryk Kij (トーク) 2014年9月6日 (土) 19:39 (UTC)読み仮名を付けぬ様に致します。[返信]
 さて、こうなれば、「おくりがな系テンプレートやテンプレート:rubyなどは日本語話者にとって馴染みが薄いと予想される語句、また余程の難読と判断される語句以外には基本的に使わない。」という事を差し当たっての合意としておくべきでしょうか。 --Eryk Kij (トーク) 2014年9月3日 (水) 15:23 (UTC)[返信]
コメント そうですね、Eryk Kijさんの方針と他の方の方針は両立できないので、ご理解いただけるとありがたいです。すべてにはルビを振るのはしないという合意かと思います。ちなみに、私はウィクショナリーの対象利用者に初学者も含まれると思います。したがって初学者への考慮も可能な範囲ですべきと思います。ただし、それはルビによらなくてもリンク先の参照や、平易な例文などにより可能であると思います。ルビのメリットとデメリットのバランスを考えたとき、すべてに振るのはデメリットの方が大きそうです。
 技術的には以前からルビは利用可能であり、現在では仕様上の問題もなくなっているはずです。使うのであれば、どのテンプレートに反映させ、どのような場合に利用するかについて決めていく必要があると思います。たとえば今の「ふりがな」や「おくりがな」に使って問題ないのか、あるいは一切使わないのか等。私はこれらのテンプレートには違和感があり、パイプリンクを使ってきました。少なくともこれらのテンプレートよりもルビの方がなじみがあり「自然」で、これらを使うのであれば、ルビに置き換えるメリットがあるとは思います。e-Goat (baa) 2014年9月6日 (土) 13:54 (UTC)[返信]
 ありがとうございます。合意内容を承服致しました。テンプレートに関しましては、技術的な問題の心配がほぼ無いのであれば、「おくりがな2」や「おくりがな3」などはルビ形式に変換してしまってほぼ支障は無いと存じます。しかし、本格的に議論するとなりますと議題が少しずれるので、また別の機会に改めて行うのが吉であると存じます。故に、ひとまずここで一段落と致しましょうか。大変有意義な議論となり、改めて皆様に感謝の限りでございます。それでは、これにて失礼致します。--Eryk Kij (トーク) 2014年9月6日 (土) 19:39 (UTC)[返信]

SUL完全移行と利用者名変更[編集]

9月15日 (月) に、ビューロクラット用の利用者名変更ツールが廃止されます。今後、利用者名を変更したくなった人は、 m:Global_rename_policy/ja(グローバルな利用者名変更の方針)に従い、メタウィキの m:Steward requests/Username changes ページで利用者名変更を依頼してください。将来的には、わざわざメタウィキまで行かなくても、再び当ウィキで依頼を出せるようになる予定です。

直前のご連絡となり申し訳ありません。以下は、さらに急な話です。

当ウィキ(ウィクショナリー日本語版)では、これまで Wiktionary:利用者名変更の方針 に従い Wiktionary:利用者名変更依頼 ページで依頼を受け付けてまいりました。当ウィキでは、個々の依頼をコミュニティが一週間かけてチェックすることになっていますので、ツール廃止の直前に依頼されても処理できません。遅くとも一週間前、できれば少し余裕をもって、当ウィキでの依頼受付を締め切る必要があると思うのです。

例えば、協定世界時で 9月6日 (土) 12:00 (日本時間では同日 21:00)をもって、当ウィキでの依頼受付を締め切る、というのはいかがでしょう。

8月25日に長い英語のメッセージ ‎An important message about renaming users (利用者名変更に関する重要連絡) が、全ウィキの全ビューロクラットたちのトークページに配られました。ざっと読んではいたのですが、つい先ほど、細かな日程を確認するために精読して、ようやく上記のことを理解し、大慌てでここに書きこんでいる次第です。

このメッセージによりますと、延び延びになっていた、統一ログインへの完全移行、つまりアカウント(利用者登録)の完全統一がようやく(数段階に分けて)実施される模様です。ビューロクラット用の利用者名変更ツール廃止は、その第一段階だそうです。ウィキメディア財団の数百のウィキ群では、数年前から統一アカウントを導入していましたが、複数のウィキで活動する人が利用者名を変更するには各ウィキのビューロクラットにそれぞれ変更してもらう必要がありました。今後は、各ウィキのローカルアカウントはなくなり、全ウィキ共通の統一アカウントだけになります。これにより、複数ウィキで活動する人は、たった一回の依頼で、統一アカウントの名前を変更できるようになります。

また、これまでは利用者名の衝突が存在しました。昔はアカウントをウィキごとに作る必要があったので、例えばAAAという利用者名を、ウィキごとに違う人が名乗るようなことがよくありました。その名残で、ある人がAAAという利用者名の統一アカウントを持ち、あるウィキだけで別の人がAAAという利用者名を持つ、という衝突が今でも少しあります。統一ログインに完全移行する際、後者は強制的に(自動的に)利用者名変更され、例えば AAA~jawiktionary のような利用者名になります。

詳しくは、m:Single User Login finalisation announcement/ja(統一ログインへの完全移行のお知らせ)をご覧ください。 --Kanjy (トーク) 2014年9月4日 (木) 14:19 (UTC)誤字訂正--Kanjy 9/6 0:43Z[返信]

賛成 賛成ちょっと厳しいかもしれませんが、致し方ないと思います。早急に(できれば、締め切り24時間前までに)コミュニティの方針として告知すべきかと思います(まあ、多分実害はほとんどないでしょう)。--Mtodo (トーク) 2014年9月4日 (木) 19:54 (UTC)[返信]
賛成 賛成 そして、ご解説感謝します。--kahusi (會話) 2014年9月5日 (金) 11:49 (UTC)[返信]
Kanjy です。皆さま、有難うございます。 Mtodo さんのご提案にしたがい、上記の締切日時(案)の約26時間前、ここへのリンクを当ウィクショナリー日本語版の全ページの頭部に掲示しました。この掲示行為は管理者権限行使ですので、主観(意見や見解)を避けて客観的に書くよう努めたつもりです。
さらに、締切日時(案)の約18時間前、受付終了の予告を Wiktionary:利用者名変更依頼 ページに書いてきました。こちらは誰でも編集できる場所であり、時間が迫ってきていることもあり、より直接的に書かせていただきました。
引き続き、ご意見やご提案等お待ちしております。 --Kanjy (トーク) 2014年9月6日 (土) 00:43 (UTC)[返信]