うれしい

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日本語[編集]

語源[編集]

古典日本語 うれし

形容詞[編集]

うれしいしい】

  1. 望むことと合致したり、望む以上に好ましい事象に遭遇したりして、喜んでいる様。楽しい、愉快だ。
    • 四年目の対面でした。などと言うと、まるで新聞記事みたいだが、その時の対面のことを同じ朝日の記者が書きました。私は照れくさい思いがしたが、しかし、やはり私のような凡人は新聞に書かれると少しは嬉しいのか、その記事の文句をいまだにおぼえています。(織田作之助『アド・バルーン』)
    • うれしい悲鳴。うれしい誤算。うれしい驚き。
  2. ありがたい、好都合だ。
    • うれしい特典付き。行き届いた配慮がうれしい。
  3. (俗語, 古用法) 格好いい、すばらしい、好人物の。
    • さすがに長門守、一個の人物でした。ガラリ槍を投げすてると、悄然としながらうしろを見せてとぼとぼと歩み出しました。見眺めて主水之介、それ以上にうれしい男です。(佐々木味津三『旗本退屈男 第九話 江戸に帰った退屈男』)

活用[編集]

類義語[編集]

対義語[編集]

派生語[編集]

関連語[編集]

訳語[編集]