出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
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キリル文字[編集]
- キリル文字小文字、大文字はЬ。
- ъと同源であり、グラゴル文字Ⱐ(jerъ jer 音価/ɯ/、おそらくⰑ(onъ on)を改変したもの)より。
- ウクライナ語の第33字母、м'який знак。
- йとともに/j/を表す。ただし、子音の後でのみ使われ、後続する母音はоのみ。また、直前の子音と直後の母音を分けて発音させる場合は、アポストロフィー(’)を用いる。
- 語頭に立たないため、元来大文字はない。
- サハ語の第37字母。
- 原則としてロシア語からの外来語のみに用いられる。
- ただし、第7字母дь、第19字母ньの構成要素にもなっており、これらは固有語で用いられる。
- 語頭に立たないため、元来大文字はない。
- ブルガリア語の第28字母、ер малък。
- йとともに/j/を表す。ただし、子音の後でのみ使われ、後続する母音はоのみ。
- 語頭に立たないため、元来大文字はない。
- ベラルーシ語の第29字母。
- ロシア語の第30字母、мягкий знакまたは、ерь。
- 独立した音は持たず、軟音符と呼ばれ、直前の子音と直後の母音を分けて発音させ、直前の音が硬子音(非口蓋子音)ならば軟子音(口蓋子音)化する働きを持つ(cf. ъ)。
- 語頭に立たないため、元来大文字はない。