あおむく

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日本語[編集]

動詞[編集]

あおむくく】(歴史的仮名遣い:あふむく、慣用仮名遣い:あをむく)

  1. などが向く。物の表面や前面が上を向くことを擬人的にいうこともある。
    • 息が切れたから、立ち留まって仰向くと、火の粉がもう頭の上を通る。(夏目漱石 『永日小品』)
  2. あおむけるの文語活用(下二段活用)の終止形。

活用[編集]

語源[編集]

  1. (大言海の説)古典日本語の「あふぐ」(仰ぐ)と「むく」(向く)の複合語。
  2. (大島正健の説)古典日本語で「あを」は上の意味。

対義語[編集]

関連語[編集]