あがり

出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
移動先: 案内検索

日本語[編集]

名詞[編集]

Wikipedia
フリー百科事典ウィキペディア上がり の記事があります。

あがり(が)り】

  1. 位置価格などが高くなること。
  2. (が)り、(が)り】売り上げ、収穫高、収入。特に客商売では「揚がり」を用いる。
    • 家賃の上がりで、暮らしている。
    • 扇朝のために上野の鈴本で演芸会を開いた。さうして上りを扇朝に養老金としておくった。(久保田万太郎、『末枯』、1917年)
  3. 物事の終わり、もしくは、ひと区切り。一段落すること。
    • 今日の仕事はこれで上がりとしましょう。
  4. 双六終着すること。転じて、ゲームで最終的な目標に達すること。主に賭け事で勝った場合に使う。
  5. (寿司屋の符丁)、食事を終えたときに出される
  6. でき上がること。できぐあい、できばえ。
    • 今日は、色の上がりが良い。
  7. (季語)カイコの上蔟(じようぞく)。夏の季語。
  8. 競馬・競輪のレースの終盤。馬の調教の仕上がり具合。
  9. (が)り】 (油揚げ、てんぷらなど)食品を油で揚げた場合の出来具合。
  10. (が)り、(が)り】もとそういう身分や職業であったこと。
    • お酉と喜兵衛の申し立てによると、次右衛門は道楽者の揚がりだけに、近所の人達にも愛想がよく、これまで別に悪い噂もなかった。(岡本綺堂半七捕物帳 かむろ蛇』)

語源[編集]

(語義5)「上がり花」の略(上がり花の詳細は不明)、もしくは語義3から[1]

関連語[編集]

語義1

語義2

語義3

接尾語[編集]

あがり【がり、がり】

  1. (名詞に後置して)もとそういう身分や職業であったことを表す。
    • 役人上がり
  2. (名詞または動詞の連用形に後置して)続いていた状態が終わって間がない意を表す。まだ、名残がある状態。
    • 上がり、病み上がり

関連語[編集]

語義1

動詞[編集]

  1. あがるの連用形。

琉球語[編集]

名詞[編集]

あがり

関連語[編集]

出典[編集]

  1. 小松寿雄・鈴木英夫編著 『新明解語源辞典』 三省堂、2011年