あたい

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日本語[編集]

名詞:価値[編集]

あたい

  1. (古用法) 商品値段
  2. 価値値打ち
  3. (数学) 文字関数がとる具体的数値

語源[編集]

発音[編集]

派生語[編集]

関連語[編集]

名詞:姓[編集]

あたい

  1. 古代日本におけるかばねのひとつ。

代名詞[編集]

あたい

  1. わたし」の古い形の幼児語又は女性語。
    • 1934年、林不忘「丹下左膳」[1]
      あたいの仲よしにね、チョビ安さんって、とても元気な、おもしろい兄ちゃんがいるのよ。
    • 2021年、奥増夫訳、フレッド・M・ホワイト「諜報部」[2]
      突っ立っちゃだめ。奴らがおりてくる。あたいのベッドにもぐりこめ。そこなら安全だ。

語源[編集]

[編集]

  1. 青空文庫(2003年2月26日作成、2013年1月29日修正)(底本:「林不忘傑作選5 丹下左膳(五) 日光の巻」山手書房新社、1992(平成4)年9月20日初版)https://www.aozora.gr.jp/cards/000290/files/1800_9299.html
  2. 青空文庫(2021年8月21日作成、CC BY 2.1 JP公開)(底本:Fred M. White. A Secret Service. Published in "The Advertiser." (South Australia).19 April, 1913.)https://www.aozora.gr.jp/cards/002043/files/60168_69482.html