- (東京式) あたたまる [àtátámáꜜrù] (中高型 – [4])
- IPA(?): [a̠ta̠ta̠ma̠ɾɯ̟ᵝ]
- (京阪式) あたたまる
あたたまる【(一般用字)温まる、(気温・体感温度などが)暖まる】
- 温度が適度に上がる。あたたかくなる。
- 僕は煖炉で体が温まると、突然その不思議な女のことを思いながら言った。(堀辰雄 『大和路・信濃路』)
- (思想や構想が)外に示されず、大事に成長する。[要出典]
- あたたかい心持になる。敵対・用心させる気持ちがほぐれ落ち着く。
- しかし、夫人がそんなことを言って自分をなぐさめるために、わざわざ自分の室にやって来たのだと思うと、何か心のあたたまる思いがした。(下村湖人 『次郎物語 第五部』)
活用と結合例
各活用形の基礎的な結合例
意味 |
語形 |
結合
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否定 |
あたたまらない |
未然形 + ない
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意志・勧誘 |
あたたまろう |
未然形音便 + う
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丁寧 |
あたたまります |
連用形 + ます
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過去・完了・状態 |
あたたまった |
連用形音便 + た
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言い切り |
あたたまる |
終止形のみ
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名詞化 |
あたたまること |
連体形 + こと
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仮定条件 |
あたたまれば |
仮定形 + ば
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命令 |
あたたまれ |
命令形のみ
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あたたまる【温まる、暖まる】
- 温度が適度に上がる。あたたかくなる。