あやかる

出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

日本語[編集]

発音[編集]

動詞[編集]

あやかるる】

  1. 理想的状態の人の影響を受けて、同じような状態になりたいと思う。
    • 秀吉は柴田と丹羽にあやかりたいといふので羽柴といふ姓を名乗つた。(坂口安吾「二流の人」)
  2. 影響を受ける。縁がある。
    • 誰も美しく生れたいと思つて生れたものも無く、醜く生れたいと思つたものも無い、天然自然に親にあやかり、又は先祖にあやかり、他の者にあやかつて生れるだけの事ですが、(幸田露伴「運命は切り開くもの」)

古典日本語[編集]

動詞[編集]

あやかるる】

  1. 影響を受けてる。感化される。
  2. しあわせな人に似て幸せになる。
あやか-る 動詞活用表日本語の活用
ラ行四段活用
語幹 未然形 連用形 終止形 連体形 已然形 命令形
あやか