うく

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うぐ および うーく も参照。

日本語[編集]

語源[編集]

712年、古事記で初出。古典日本語うく」(浮く) < 日本祖語 *uku

発音[編集]

動詞[編集]

うくく】

  1. 水底地上などから離れ水面空中留まっている。
  2. 表面現れる
  3. しっかり固定されず、ぐらぐらした状態になる。
  4. 経費時間余り出る
  5. 遊離した存在となる。
  6. 気持ちうきうきする。

活用[編集]


北奄美大島語[編集]

名詞[編集]

うく

  1. おく

国頭語[編集]

名詞[編集]

うく

  1. おく

古典日本語[編集]

動詞:浮[編集]

うくく】

  1. 水面空中とどまっている。
  2. 不安定かない。
  3. いい加減である。
  4. うきうきする。
う-く 動詞活用表日本語の活用
カ行四段活用
語幹 未然形 連用形 終止形 連体形 已然形 命令形

うく【浮く】

  1. かべる。
う-く 動詞活用表日本語の活用
カ行下二段活用
語幹 未然形 連用形 終止形 連体形 已然形 命令形
くる くれ けよ

諸言語への影響[編集]

動詞:受[編集]

うくく、く、く】

  1. る。める。
  2. 承知する。
  3. さずかる。
  4. 信頼する。みとめる。
  5. (近世語) かねはらってす。
う-く 動詞活用表日本語の活用
カ行下二段活用
語幹 未然形 連用形 終止形 連体形 已然形 命令形
くる くれ けよ

発音[編集]

三拍動詞二類(?)

諸言語への影響[編集]

形容詞[編集]

うく憂く

  1. うし の未然形、連用形。