うわごと

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日本語[編集]

名詞[編集]

うわごと

  1. 病気意識混濁した状態の中で無意識に口にする言葉。
    • 風が一そうはげしくなってひのきもまるで青黒馬あおうまのしっぽのよう、ひなげしどもはみな熱病にかかったよう、てんでに何かうわごとを、南の風に云ったのですが風はてんから相手にせずどしどし向うへかけぬけます。(w:宮沢賢治『ひのきとひなげし』)
  2. らない言葉。たわごと
    • そのうち、棄てる神あれば助ける神、という小市民的譫言うわごとを、助けるような出来事が降っていた。(w:服部之総『黒船前後』)