くさし

古典日本語

発音

三拍形容詞二類^(?)

• 連用形

  (平安時代)くさ​く

  (南北朝時代)くさ​く

  (室町時代)くさ​く

  (江戸時代)くさ​く

• 連体形

  (平安時代)くさき​ぃ

  (南北朝時代)く​さき​ぃ

  (室町時代)く​さき

  (江戸時代)く​さき

形容詞

くさし【臭し】

1. 嫌（いや）な臭（にお）いがする。臭（くさ）い。
2. 怪（あや）しい。

基本形	語幹	未然形	連用形	終止形	連体形	已然形	命令形	活用の種類
くさし	くさ	(-く)	-く	-し	-き	-けれ	○	ク活用
		-から	-かり	○	-かる	○	-かれ

諸言語への影響

• 現代日本語: くさい

接尾辞

くさし【臭し】

1. 名詞などに付いて「～のにおいがする」「～ぶっている」などの意を作る接尾辞。