こうもり

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日本語[編集]

名詞[編集]

ココウモリ類の一種

こうもり蝙蝠伏翼

  1. 分類学》(コウモリ片仮名表記限定) コウモリ目(wp)翼手目)に分類される飛翔哺乳類分類群(wp)全て飛膜具え巧みに飛翔する。オオコウモリオオコウモリ亜目〈大翼手亜目〉)とココウモリ類(コウモリ亜目〈小翼手亜目〉)に大別され、前者は主として果実食(wp)昼行性(wp)視覚頼っ動く種が多く、後者は主として虫食性・夜行性(wp)反響定位(wp)に頼って動く種が多い。南極(wp)以外の全大陸および海洋島分布
  2. 一般》(表記に規定なし) 1に相当する動物の、分類学に依らない日本語名称。ネズミあるいはリスに翼の生えたような形状で、昼間は薄暗いところで頭を下にして休息し、暗くなると飛び回って虫をとらえて食べる。
  3. 転義》どちらの意見に賛成なのか態度のはっきりしない人。蝙蝠が鳥の仲間のようでもあり、またけものの仲間のようにも見えることから。
  4. 比喩》「こうもりがさ蝙蝠傘)」の略語。鉄の骨に布を張った傘。舶来(wp)洋傘)。広げた蝙蝠に譬えて呼んだ

語源[編集]

古語かはほり(かはぼり、加波保利)」の転訛

異称[編集]

成句[編集]

翻訳[編集]