ししおどし

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日本語[編集]

ししおどし

名詞[編集]

ししおどし鹿(し)】

  1. 庭にもうける装置のひとつ。竹筒に水を流し込んでシーソーのように動かし、竹の一端に石を叩かせて間歇的な打撃音を発生させる。現在は快音と静寂を楽しむためのものだが、もともとは庭にはいりこむ動物を追い返すものだった。
    • 「とんと、私の身の上でありますが、案山子(かかし)同様の鹿おどし、……たしか一度、京都、嵯峨の某寺(なにがしじ)の奥庭で、いまも鹿がおとずれると申して、仕掛けたのを見ました。――水を計りますから、自(おのず)から同じ間をもって、カーンと打つ……(泉鏡花『菊あわせ』1932年)

発音(?)[編集]

  • シ↗シオ↘ドシ