ぞっとしない

出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
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日本語[編集]

慣用句[編集]

ぞっとない

  1. つまらない。興味を引かない。それほど面白いものでもない。好ましくない。
    • 一句として見ても、また前句との付きぐあいから見ても、どうにもあまりぞっとしないと思われる句が七部集の中でもたくさんにある。(寺田寅彦 『連句雑俎』)
    • 裸石鹸を顔へ塗りつけられた事はあまりない。しかもそれをらした水は、幾日前いくにちまえんだ、溜め置きかと考えると、余りぞっとしない。(夏目漱石『草枕』)〔1906年〕