たそがれ

出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

日本語[編集]

語源[編集]

  • 古くは「たそかれ」(<「誰そ彼」)で、夕暮れで相手の顔がはっきり見えない時間帯を指す。

名詞[編集]

たそがれ黄昏熟字訓)】

  1. (時間) 夕方ゆうがた夕暮れゆうぐれ時。
      • 浮びたる芥の中に一筋の船のあとあるたそがれの川 (與謝野寛)
      • 日が落ちたばかりで、水浅黄色の空の底には黄昏の薄明りが未だ消えきらなかったのに、月は早い月なのでもう可なり上っていた。(渡辺温 『少女』)
  2. (語義1より比喩的に)人生の盛りを過ぎた時期。ものごとの衰退期。

類義語[編集]

関連語[編集]

派生語[編集]

翻訳[編集]