だら幹

出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

日本語[編集]

語源[編集]

だら」または「堕落(だらく)した部」の略称。

名詞[編集]

だら幹(だらかん)

  1. 自ら地位悪用したり、利益のない交渉をしたりする労働組合幹部や政党幹部を揶揄する語。
    • 「――私たち生活をよくするには、ただ一つの道しかないんですよ、ダラ幹のいない、一番闘争的な組合に入って、団結して闘うより仕方がない……」――若杉鳥子 (1931年11月1日). “図書カード:母親”. 青空文庫. 2023年7月29日閲覧。
    • ケレンスキー内閣はダラ幹党の本性として「土地を農民へ!」「生産をプロレタリアートの手に!」と口では叫んだが、政権はブルジョアに握らせて置こうとする、ケレンスキー内閣がそういうスローガンを実行する筈はない。――宮本百合子 (1931年11月7日). “図書カード:ロシアの過去を物語る革命博物館を観る”. 青空文庫. 2023年7月29日閲覧。

関連語[編集]