たら

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日本語[編集]

名詞:鱈[編集]

たら大口魚雲頂魚

  1. タラ目タラ科タラ亜科に属す魚の総称で主に寒冷地の海に分布する。たまごと身は食用

関連語[編集]

翻訳[編集]

名詞:楤[編集]

たら,

  1. たらのき

派生語[編集]

助詞1[編集]

(助動詞「た」の仮定形、または古典日本語助動詞「たり」の未然形)

  1. (接続助詞)仮定を表す。やや口語的。
    • 雨が降ったら、明日の試合は中止になります。
    • 行きたかったら行くべきです。
    人により会話でたらばが用いられることがある。
  2. (接続助詞)確定条件を表す。した以上は。したからには。しては。
    • そうと決まったらすぐに出かけよう。
    • こんなにも人がいたら前が見えない。
  3. (接続助詞)したところ。したときに。すると。
    • 街へ出かけたら、昔の同級生を見かけた。
    • 誰かと思ったら、昔の同級生だった。
  4. (終助詞)軽い命令や提案を表す。
    • そろそろお帰りになったら
  5. (終助詞)願望を表す。「したらいい」の略。
    • これからもこの調子でやっていけたらと思います。
    • 高すぎて買えない。もっと安かったらな。
  6. (終助詞)反実仮想や後悔の気持ちなどを表す。「したらよかった」の略。
    • あのとき余計なことを言わなかったら、と思うがもう遅い。

助詞2[編集]

(「といったら」の略)

  1. (係助詞)取り立てて説明を加える。って。
    • お父さんったら面白いの。
    • 通勤ラッシュの混雑ぶりったらない。
  2. (係助詞)繰り返しにより強調する。
    • やめろったらやめろ。
  3. (終助詞)面白い、困る、などのニュアンスを表す。
    • ほんとにこの人たちったら
  4. (終助詞)早くしてほしいといったニュアンスを表す。ってば。
    • ねえねえ、お父さんったら
  5. (終助詞)強調する。
    • いい加減にしろったら

助詞3[編集]

(「とやら」の略)

  1. (副助詞)おおよそこういったものというニュアンスを表す。とか。
    • なんたらかんたらと長話をする。

同音異義語[編集]

たら