なし

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日本語[編集]

名詞:梨[編集]

梨の栽培

なし

  1. バラ目バラ科ナシ属の樹木の総称。
  2. 1.に属する樹木の一種。ナシを参照。実は秋、花は春の季語。

発音[編集]

東京式アクセント[編集]
な↗し↘
な↗し
京阪式アクセント[編集]
な↘し

成句[編集]


翻訳[編集]

ナシ」参照。

名詞:無[編集]

なし///

  1. あり対立する概念存在可能性などの否定。ないこと。あたかも用言のように連用修飾する文節を受けることがある。
    • おれにはふたつもいぼがあるぞ。杉(=弟の杉作)にゃひとつもなしだ。(新美南吉『いぼ』)
  2. 取り消し。なかったこと。
    • 今の話はなしにしよう。
  3. 「なしに」の形で、ないの連用形中止形に相当する語句を作る。なく。ないままで。
    • 内的な進歩なしに、心境の進展なしに、ただ表現の技巧にのみの進歩があり得る。(豊島与志雄『野に声なし』)
    • これは理窟でなしに、僕にたださう想へるのだよ。(原民喜『比喩』)
  4. 「でなし」「でもなし」の形で、接続助詞的に付帯状況や理由などを表す。でなく。でないまま。でないので。
    • 家の者はみな遊びに出かけたので、留守居に残された私は部屋に坐つたまま、背を壁にもたせて、何を考へるでもなし、ひとりつくねんとしてゐました。(薄田泣菫『茶立虫』)
    • まずい魚介、まずい肉、まずい蔬菜といった材料ではなにができるものでなし、心に楽しむ料理など、もとよりでき得るものではない。(北大路魯山人『欧米料理と日本』)

発音[編集]

な↘し

類義語[編集]

動詞[編集]

なし

  1. なす」の連用形。

北奄美大島語[編集]

名詞[編集]

なし

  1. (, 果実) ナシ

古典日本語[編集]

発音[編集]

二拍形容詞二類

平安時代[編集]

(連用形)な↗ぁ↘く
(連体形)な↗き↘ぃ

南北朝時代[編集]

(連用形)な↘く
(連体形)な↗き↘ぃ

室町時代以降[編集]

(連用形)な↘く
(連体形)な↗き

形容詞[編集]

なしし】

  1. い。
基本形 語幹 未然形 連用形 終止形 連体形 已然形 命令形 活用の種類
なし -く -く -し -き -けれ ク活用
-から -かり -かる -かれ

名詞:為し[編集]

なしし、し】

  1. そうさせること。

名詞:生し[編集]

なしし、し】

  1. むこと。

接尾辞[編集]

なし

  1. 名詞や形容詞の語幹に付いて語意を強め、「まことに〜である」の意を作る。

派生語[編集]