にべもない

出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
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日本語[編集]

成句[編集]

鰾膠にべもない(「鰾膠」は「」とも)

  1. (「にべ」はの一種で、それがなくて、付着させてもすぐに離れるように)愛想がない。そっけない
    • 「お話はよくわかりますが、あなたも気持よくこの宿に泊つていられた方がいゝんですから、主人の宿料請求に対しては、向うで納得するように、十分ご相談なすつたらどうです。場合によつては、金策のために上京される必要があるとしたら、例えば、借用証書を一札入れるとか、出来れば、相当な保証人をお立てになるとか……」「ないですよ、そんな保証人なんか」にべもなく言つてのける岡本の口吻に、増田は、むかむかと腹が立つた。(岸田國士 『この握りめし』)

同義句[編集]