のづら

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日本語[編集]

発音[編集]

(東京式) のづら [nòzúrá] (平板型 – [0])
IPA^(?): [no̞zɨᵝɾa̠]

名詞[編集]

のづら【野面】

野（の）の面（おもて）^[1]。
- ただ見れば、平たい野面にすぎないが、平たい野の中にもゆるい起伏がある。（吉川英治『宮本武蔵』風の巻）
- 何ぞ、食べられるような草があるかと思うてな、野面を走り回ったけれども、冬の真ん中じゃで何もないんじゃ。（菊池寛『義民甚兵衛』）
切り出してから加工されていない石の肌^[1]。荒石の表面。
恥を知らない顔^[1]。

関連語[編集]

（語義1）

類義語: 野原、平原、原っぱ

（語義2）

複合語: 野面積み

（語義3）

類義語: 厚皮、厚顔、鉄面皮、恥知らず

翻訳[編集]

（語義1）

英語: a field ^(en)

（語義3）

英語: bounder ^(en), shamelessness ^(en), wretch ^(en)

脚注[編集]

↑ ^1.0 ^1.1 ^1.2 上田万年、松井簡治『大日本国語辞典』金港堂書籍、第4巻、1919年12月18日、紙面130ページ、デジタル68ページ、全国書誌番号：43022818、国立国会図書館デジタルライブラリー pid 954648/68

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