はるくさ

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日本語[編集]

名詞[編集]

はるくさ春草

  1. になって萌え出る若草。春の草。
    • 私は雑草が好きだ。菫(すみれ)蒲公英(たんぽぽ)のような春草(はるくさ)、桔梗(ききょう)女郎花(おみなえし)のような秋草にも劣らず私は雑草を好む。(永井荷風『日和下駄』大正4年)
    • 世を傾けむ麗人(よきひと)の / 茂れる賤(しづ)の春草(はるぐさ)に / いでたまふかとのゝしれど(島崎藤村『若菜集』)